2019年3月21日にイチロー選手が現役引退会見を開きました。
これだけ偉大な選手の引退会見だけに、夜遅くにもかかわらず
相当な数の記者が集まったようですね。
数多くの質問がありましたが、その中で個人的に印象的だった言葉を
まとめました。
実際のイチロー選手の発言や質問内容とは、少し異なるところもある
かもしれませんが、ご了承ください。
イチローの現役引退会見での言葉まとめ
(引退に後悔は)
『後悔などあろうはずがない。結果を出すためにここまで頑張ってきたことは間違いではない。』
『後悔などあろうはずがない。結果を出すためにここまで頑張ってきたことは間違いではない。』
日々全力で立ち向かってきたからこそ、後悔はないと言い切れるのですよね。
(日本人のファンの存在は)
『日本人は自分の気持ちを表現するのが苦手なタイプだと思っていたが、そうではないとわかった。
昔は自分のためにプレーするのが自分のためにもファンのためにもいいと思っていたが、ニューヨークに行った後(ヤンキース移籍後)から、人に喜んでもらうことが1番のエネルギーになった。
ファンなくしては頑張るエネルギーは生まれなかった。』
『日本人は自分の気持ちを表現するのが苦手なタイプだと思っていたが、そうではないとわかった。
昔は自分のためにプレーするのが自分のためにもファンのためにもいいと思っていたが、ニューヨークに行った後(ヤンキース移籍後)から、人に喜んでもらうことが1番のエネルギーになった。
ファンなくしては頑張るエネルギーは生まれなかった。』
ファンの存在はやはりイチロー選手にとっても大切だったのですね。
(野球人生の中で何かを貫き通してことは)
『野球を愛することを貫いた』
『野球を愛することを貫いた』
イチロー選手らしいですね。
野球が好きだという気持ちはずっと変わらなかったのですね。
これだけ一つのことを好きでいられること自体が素晴らしいですよね。
(野球生活の中で力が抜ける瞬間は)
『肩の力が抜ける瞬間はなかった。楽しかったのは2年目まで(一軍二軍を行ったり来たりしていた時)やりがいや達成感はもちろんあったが、3年目以降は実力以上の評価がされてしまい楽しさはほとんどなかった。将来は楽しい野球をやりたいなと思っていたが、中途半端に野球生活を送っていたら、こう思うことはなかったでしょう。』
『肩の力が抜ける瞬間はなかった。楽しかったのは2年目まで(一軍二軍を行ったり来たりしていた時)やりがいや達成感はもちろんあったが、3年目以降は実力以上の評価がされてしまい楽しさはほとんどなかった。将来は楽しい野球をやりたいなと思っていたが、中途半端に野球生活を送っていたら、こう思うことはなかったでしょう。』
『誰かの思いを背負うことはそれなりに重いこと。今日もヒットを打って期待に応えたかった。それでも夜遅くまで球場に多くの人が残ってくれた。決してそうはしないが、死んでもいいと思える瞬間はこういう時なんだなと感じた。』
『50歳まで現役といってきたおかげでここまで頑張ることができた。
言葉にすることは目標に近づく一つの方法。今後どうするかはわからないが、明日もトレーニングしているだろう。ゆっくりしたいとは思わない。』
言葉にすることは目標に近づく一つの方法。今後どうするかはわからないが、明日もトレーニングしているだろう。ゆっくりしたいとは思わない。』
(ファンに伝えたい生き様は)
『生き方としては言うのであれば、自分自身は人より頑張ることはできない。測りは自分の中にある。その限界をちょっとずつ超えていくと、いつの間にか自分はこんなにできるようになったのかと思える時が来る。
一気に高みにはいけないし、そこにギャップはあるけれども
地道に進むしかない。後退しかしない時期もあるが
自分がやると決めたことを信じてやる。
もちろんその道が正解とは限らないし
間違ったことを続けているかもしれないけれども
遠回りしてしか本当の自分には出会えない。』
『生き方としては言うのであれば、自分自身は人より頑張ることはできない。測りは自分の中にある。その限界をちょっとずつ超えていくと、いつの間にか自分はこんなにできるようになったのかと思える時が来る。
一気に高みにはいけないし、そこにギャップはあるけれども
地道に進むしかない。後退しかしない時期もあるが
自分がやると決めたことを信じてやる。
もちろんその道が正解とは限らないし
間違ったことを続けているかもしれないけれども
遠回りしてしか本当の自分には出会えない。』
「継続は力なり」を最も体現しているのがイチロー選手だと思います。
この言葉、一番心に響きましたね。
『監督は無理です。人望がない、自分はそう判断出来る。』
イチロー選手ほどの人がこう言い切ってしまうと、誰も監督をできない
のではないでしょうか。笑
(菊池雄星になんて声をかけたのかと問われた際)
『自分が声をかけた内容を「僕はこんな話をしました」というほどバカな人間はいない』
『自分が声をかけた内容を「僕はこんな話をしました」というほどバカな人間はいない』
こういった切り返しができるのもイチロー選手らしいですね。
『妻が一番頑張ってくれた。
ホームで試合があるときは妻がおにぎりを作ってくれていた。
数は2000個以上だが、3000個いきたかった。
僕はゆっくりしないが、妻にはゆっくりしてほしい。』
ホームで試合があるときは妻がおにぎりを作ってくれていた。
数は2000個以上だが、3000個いきたかった。
僕はゆっくりしないが、妻にはゆっくりしてほしい。』
『犬の一弓は17歳、もうおじいちゃんだが懸命に生きている。
その姿を見ていたら、自分も懸命に生きていかないとと思った。』
その姿を見ていたら、自分も懸命に生きていかないとと思った。』
『決断に順位はない、それぞれが1番。』
『自分は我慢ができない人。楽な方法楽な方法で生きている。
体を動かすことが好きだが、体を動かすことを我慢したぐらい。自分にとってストレスがないように行動してきた。』
体を動かすことが好きだが、体を動かすことを我慢したぐらい。自分にとってストレスがないように行動してきた。』
『野球は頭を使わないとできない競技だが、今はそうなくなってきていて怖い。危機感を持っている人もいるが、日本の野球ははそういう変えてはいけないところを大事にしてほしい。』
『選手として続けることが恩返しだと思っていたが、恩返しって何をすることなんでしょう。』
『夢は大きくというが難しいです。』
『辛いこと、しんどいことから逃げたいと思うのは当然だが、エネルギーのあるときにそれに立ち向かうのは人として大事なことだと思う。』
まとめ
イチロー選手らしい言葉がいくつもありました。
こういった言葉で人々の心を魅了してきたのも、イチロー選手の
すごいところですよね。
また、ゆっくり引退会見を見直して、しっかりその言葉を焼き付けたいと思います。
お疲れ様でした、イチロー選手!
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